◇ 元本保護型オフショアファンドとは?

満期時に、運用元本に対する100%の金額が銀行によって保護されたファンドです。

そのしくみは、ファンドの募集終了後、資金総額の半分以上(通常70%程度)で金利が高く格付けの高い安全な国の債券などを買う「安定運用」を行います。国債などは満期時に元本が10割程度になって償還されるので、この部分でまず投資金額の全額が満期時に確保されます。

そして残りの運用資金(通常30%程度)に、レバレッジをかけ、ハイリスクなリバティブ取引などで「積極運用」を行います。この積極運用が利益を上げれば、年利10%以上のリターンも期待できます。

グラフ2

◇ 保管銀行を利用することで安定運用

逆に積極運用がうまくいかず、仮に積極運用の運用資金の全てを失ったとしても、安定運用により運用元本の100%は保管銀行によって全額補償されます。

この元本の保管は、いずれも格付けはAランク以上の高格付け銀行が行いますので、その安全性は非常に高いものとなっています。

すなわち、元本保護型の満期時における償還金は、最低でも運用元本の100%、最高では運用元本の数倍になる可能性もあるのです。


【メリット】

1.安全性が非常に高い
高格付け銀行(信用度の高い銀行)が満期時に運用元本を保護してくれる「元本保護型」ファンドがあるため、安全性が非常に高い資産運用になります。

2.安全・堅実な運用
銀行や年金基金等も運用を行っており、安全・堅実な運用になります。また配当を満期一括ではなく、毎月受け取れる「毎月受取型」や、為替等による変動のない「金利固定型」ファンドもあります。

3.通貨の分散ができる
通貨の分散も出来るので円安にも強いことも特徴になります。例えば米ドル(USD)・香港ドル(HKD)・ユーロ(EUR)など、外貨で運用しておけば、円のみの運用というリスクを分散することができます。

4.手数料が安い
オフショアと呼ばれる地域(アジア圏では香港やマカオなど)では、税金が非常に安い、もしくは非課税となっています。近年ではスタート資金のハードルが徐々に下がってきています。

【デメリット】

1.満期期間が長い
元本が保護されるのは満期時であり、中途解約した場合、元本割れの可能性もありえます。

2.為替差損のリスクが伴う
外貨建て運用のため、申込日及び償還日の為替レートにより為替差損が発生する場合があります。