リスクオフ 日本経済の腰折れ懸念

皆様、おはようございます。株式会社プレミアバンクの山村です。

【9月15日(火) マーケットニュース】

世界緩和バブルと評された米国のゼロ金利政策が終わりを告げようとしています。米国の長期金利上昇で確実なことは、他通貨との比較で金利が高い米ドルが買われ、ドル高になることです。

膨張している米国のリスク資産があります。昨今の原油安は、原油大増産を演じたシェール関連のエネルギー企業の経営を圧迫しています。エネルギー企業の多くは、破綻リスクの高い企業への協調融資である「レバレッジドローン」や、同じく高リスクな「ハイイールド債」市場で資金を調達してきた結果、この二つの高リスク資産残高は空前の規模まで拡大しています。

[スタンダード&プアーズ・キャピタルIQ]によれば、本年7月末時点で、レバレッジドローンとハイイールド債の残高は、合計で約2兆5千億ドル超です。未曾有の金融危機を引き起こしたサブプライムローンの残高約1兆4千億ドルを遥かに超える水準まで膨張しているのです。

そんな中で米国が利上げに踏み切れば、投資家は原油などのリスク資産から資金を引き揚げるリスクオフの姿勢を強め、原油安を加速させかねません。今回の米国の利上げは、新興国経済を悪化させるといわれていますが、巡り巡って、米国内に内在する信用バブル崩壊の引き金になるリスクも抱えています。

マーケットが世界経済の減速を警戒し、リスク資産を売って安全資産に投資するのが「リスクオフ」です。比較的安全資産といわれる日本円が買われ円高になり、企業の収益悪化懸念から株安となる懸念があります。

株安は企業収益悪化による所得の抑制、富裕層を中心とした逆資産効果をもたらし、高額品などの消費は低迷します。輸出の落ち込みが拡大し、投資も下方修正が必要となるでしょう。中国経済減速と米国利上げの混乱により、年内にも日本経済の成長は、足踏み状態から腰折れになる可能性が高まっています。


◆日経平均 18,017.72(+52.02)(15日9:30)
◆NYダウ 16,370.96(-62.13)(14日終値)
◆外国為替相場 ドル/円 120.22  ユーロ/円 136.03
(15日9:30)


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