米国株、ダウ続伸し41ドル高 7日続けて過去最高値を更新

【9月25日(月) 今日のマーケットニュース】

「NQNニューヨーク=神能淳志」20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は9日続伸した。終値は前日比41ドル79セント(0.2%)高の2万2412ドル59セントと、7日続けて過去最高値を更新した。

米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が出た直後は利上げ観測が強まって株は売られたが、利上げペースは加速しないとの見方から次第に買いが優勢になった。

 米連邦準備理事会(FRB)は20日まで開いたFOMCで政策金利を現行水準で据え置き、10月から保有資産の縮小を始めると決めた。
イエレン議長は記者会見で物価上昇率に関して「何年も目標の2%を下回っているのは懸念事項だ」と指摘。そのうえで、今年の低インフレは「謎だ」と語った。

 FOMCメンバーの政策金利見通しは2019年の中央値が前回6月から下方修正された。見通しを引き下げるメンバーが目立ち、FRBは利上げペースを加速しないとの見方が米株の買い安心感につながった。

 もっとも、FOMCの発表直後はダウ平均が56ドル安となる場面もあった。政策金利見通しでは8月下旬に米国を大型ハリケーンが襲ったにもかかわらず、多くのメンバーが年内あと1回の利上げを見込んでいることが明らかになった。政策金利見通しは18年の中央値も前回から変わらず、目先の利上げ継続が意識された。

 米長期金利が約1カ月ぶりの水準まで上昇。金利上昇で相場全体よりも割高なハイテク株の魅力が薄れるとの見方から、アップルやマイクロソフトなどに売りがかさんで相場の重荷となった。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、前日比5.279ポイント(0.1%)安の6456.044で終えた。良好な業績への期待が高い半導体関連株が売られて指数を下押しした。

 多くの機関投資家が運用の参考指標とするS&P500種株価指数は続伸し、4日連続で過去最高値を更新した。業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち7業種が上げた。「エネルギー」「資本財・サービス」「金融」などが上昇。一方「生活必需品」「公益事業」などが下げた。

 総合物流大手フェデックスが高い。前日夕に発表した2017年6~8月期決算ではサイバー攻撃や大型ハリケーンの悪影響で1株利益が市場予想を下回った。だが、ネット通販の拡大で陸上輸送など本業の収入は安定しており、買いが優勢となった。

 FOMC後の金利上昇を手掛かりに、利ざや改善期待からJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなどが買われた。ダウ平均を構成する30銘柄ではマクドナルドやファイザー、ボーイングの上げが目立った。

 一方で、ハードディスク駆動装置(HDD)のウエスタンデジタルが安い。東芝が半導体メモリー事業の売却について米投資会社ベインキャピタルを軸とする「日米韓連合」と契約を結ぶと発表し、業績期待が剥落して売りを誘った。

 20日発表した17年6~8月期決算で1株利益が市場予想を下回った食品のゼネラル・ミルズが下落。ダウ平均銘柄ではアップルのほか、アナリストが投資判断を引き下げた日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)や、工業製品・事務用品のスリーエム(3M)が下落した。

執筆者:制作部

記事引用元:日本経済新聞(最終閲覧日:2017年9月21日)
http://www.nikkei.com/

●日経平均株価:20,415.92 (25日9:25)
●NYダウ:22,349.56 -9.64(22日 終値)
●米ドル/円:112.47-48 ユーロ/円:134.13-17 (25日 9:05)


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