NY円、続落 1ドル=118円15~25銭で終了、早朝に10カ月ぶり安値

おはようございます。株式会社プレミアバンクの柿本です。

15日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に3日続落し、前日比1円15銭円安・ドル高の1ドル=118円15~25銭で取引を終えた。2017年の米利上げペースが加速するとの見方を手がかりとした円安・ドル高が進んだ。円は早朝に118円66銭と2月3日以来、およそ10カ月ぶりの安値を付け、ニューヨーク市場の時間帯も弱含んだ。

米連邦準備理事会(FRB)が14日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表した政策金利見通しで、17年の委員の利上げ予測回数(中央値)が9月時点の2回から3回に増えた。市場が想定していたよりもFRBが引き締めに積極的な「タカ派」寄りだったと受け止められた。

イエレンFRB議長が前日のFOMC後の記者会見で、現時点では完全雇用を達成するために財政支出を拡大する必要はないとの見方を示した。市場の一部では、議長が次期トランプ政権下での財政支出拡大を受けて米景気が巡航速度以上に加速することに警戒感を持っていると受け止められたという。FOMC後に債券市場で米長短金利が上昇したこともあって対主要通貨でドル買いが膨らみ、円にも売りが加速した。日米金利差の拡大を背景とした円売り・ドル買いもあった。

この日発表された米経済指標では11月の米消費者物価指数(CPI)とエネルギー・食品を除くコア指数が前月比0.2%上昇と市場予想と一致。一方、12月のニューヨーク連銀とフィラデルフィア連銀の製造業景況指数や、住宅市場指数は市場予想以上に改善した。米景気の底堅さを示す指標もドル買いの安心感につながった。

売りが一巡すると一時は117円台に下げ渋った。FOMC後に急ピッチで円安・ドル高が進んだため、いったん利益確定や持ち高調整目的の円の買い戻しが入った。同日の米株式相場が伸び悩んで終え、相対的に金利水準が低く投資家が運用リスクを取りやすくなった時に調達資金として売られやすい円に小幅に買い戻しが入る場面もあった。

ニューヨーク市場での円の安値は118円64銭。高値は117円66銭だった。

【12月16日(金) マーケットニュース】

●日経平均株価 19,379.62 +105.83(15日 10:30)
●NYダウ 19,852.24 +59.71(15日 終値)
●米ドル/円 118.179 ユーロ/円 123.139(16日 10:30)


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