グーグル、「FameBit」を買収 YouTube収益化を促進

おはようございます。株式会社プレミアバンクの井出です。

【11月2日(水) マーケットニュース】

グーグルは先日、インフルエンサー・マーケティングを手掛ける「FameBit」を買収した。FameBitはブランド企業とユーチューブ動画クリエイターを結びつけるマーケティングプラットフォームを運営している。

今回の買収により、動画クリエイターらが報酬を得る機会が増える。しかし、最も恩恵を受けるのは、ミュージシャンたちだ。公式プロモーションビデオはユーチューブで高い人気を誇り、膨大なフォロアーを獲得している。

ユーチューブには大物からインディーズまで、あらゆるミュージシャンの動画が投稿され、毎月数十億回も再生されている。一方で音楽業界とは長年対立をし、ミュージシャンたちはユーチューブから支払われる報酬が少なすぎると抗議してきた。
ユーチューブの収益性には長らく疑問の声が挙がっており、ミュージシャンへの報酬を増やそうにもその財源がないのかもしれない。もしそうであれば、親会社であるグーグルは別の方法で対処する必要がある。その意味では、今回のFameBitの買収は大きな前進だと評価できる。

グーグルはFameBit買収により、音楽業界をインフルエンサー・マーケティングに取り込む計画を練っている。

現在FameBitには5万人を超えるクリエイターが登録しており、同社はその数をさらに増やそうと努力している。従来は音楽レーベルに所属して専任マネジャーが交渉を行うような大物ミュージシャンでなければ、ブランド企業と提携することは難しかった。FameBitが、あらゆるミュージシャンに同様のチャンスを提供できれば、音楽業界全体にとっては大きなメリットとなるであろう。

グーグルは、FameBitの買収金額を公表していないが、音楽業界との関係修復に寄与するのであれば、安い買い物だろう。音楽コンテンツの価値はますます高まっており、グーグルがFameBit以外にも、ミュージシャンの収入を増やすためのサービスを拡充し続けることを期待したい。


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