市場は中国をにらみ神経質な展開へ

皆様おはようございます。株式会社プレミアバンクの高橋です。

【6/23(火)マーケットニュース】

中国の経済や金融の動向に、市場が神経質になりはじめました。急ピッチで上昇してきた上海総合指数が、先週1週間で約13%下落しました。ギリシャ支援の交渉期限が月末に迫る中、中国の株安や景気減速も、市場のリスク回避志向を強めており、円安が進みにくい状況になっています。

6月22日の東京市場ドル円相場は、123円挟みで比較的小動きでした。日経平均が250円超値上がりしたため、株高に連動してドル高が進むかと思われましたが、そうはなりませんでした。中国株の調整により、円売りの持ち高を積み上げにくくなっているようです。

上海総合指数は、6月12日に5178.19と直近のピークを付けました。それまでの4か月間で54%も上昇していたわけですが、高値警戒感から売りが膨らみ、先週は約7年ぶりの下落率である13%を記録しました。不動産市況の底打ちが明確になり、マネーが株式から不動産に移るとの観測も急落の一因といわれています。

これまで、新興国代表の中国の株価下落は、投資家のリスク回避姿勢を強める一つの目安とされてきました。2007年2月の『チャイナ・ショック』は、上海株の急落が世界全面株安の引き金を引きました。ドル円も120円台から117円台に急落した経緯があります。

今回の上海株安が、またしても世界株安のきっかけになる可能性もあり、注意が必要な局面だと思われます。


◆日経平均 20670.66(+242.47)(23日10:07)
◆NYダウ 18119.78(+103.83)(22日終値)
◆外国為替相場 ドル円123.48 ユーロ円139.96 
(22日10:15)



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