藤田観光の株高・インバウンド争奪戦の肝

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【1月18日(月) マーケットニュース】

ホテル椿山荘東京やワシントンホテルなどを運営する藤田観光の株価が昨秋以降、大きく切り上がっている。昨年8月末から12月の高値までに6割超上昇。昨夏以降の上昇率はなお3割を維持する。訪日外国人客の増加が支えなのは他のホテルや百貨店株と共通するが、藤田観光ならではの幅広い客層に合わせた事業展開が寄与している。

高級ホテルから地方のビジネスホテルまで手掛ける藤田観光が運営している「ホテルグレイスリー新宿」(東京・新宿)では、コンシェルジュサービスを導入され、有名レストランの予約や観光案内が外国人客に受けている。

昨年4月に開業したこのビジネスホテルは、早くも藤田観光が2008年に作ったブランド「グレイスリー」の旗艦ホテルになっている。低料金の素泊まりが基本のビジネスホテルでは稀なコンシェルジュサービスが売り物である。

高級ホテルで一般的なサービスをあえて導入した狙いは、ずばり訪日外国人の取り込み。現在、外国人が利用客の7割を占めている。シングルルームで1泊1万円台半ばというリーズナブルな価格とのバランスが評判でリピート利用が増え、客室はフル稼働が続く。

椿山荘東京で研修を実施して一流ホテルのノウハウを習得したスタッフが接客している。この高品質のサービスと、ワシントンホテルや地方ホテルで培ったローコストオペレーションのバランスの妙が新業態を支えている。今年は春に沖縄、夏には京都にグレイスリーブランドのホテルを開業する予定だ。

とはいえ、人気のスタイルはすぐに真似されるのが、サービス業の宿命だ。話題の「民泊」も含め、訪日客争奪戦は激しい。中国・人民元安というインバウンドへの逆風もある。コンシェルジュサービスのように、あれもこれもと注文の多い市場の声に応え続けないと、投資家の失望を招くことになりかねない。


●日経平均株価 16,941.83円 -205.28  (18日11:20)
●NYダウ 15,988.08ドル -390.97ドル(15日終値)
●米ドル/円 117.24円 ユーロ/円 127.78円(18日11:20)


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