FRB なぜ今利上げ

おはようございます。株式会社プレミアバンクの酒井です。

【12月18日(金) マーケットニュース】

FRBが7年間続けたゼロ金利政策の解除を決めたのは、景気が、順調に回復を続けていくと先行きに自信を深めたためです。特にFRBが重視する雇用情勢の改善が鮮明です。一時10%に跳ね上がった失業率は、先月までに5%ちょうどに下がり、FRBの目標とする水準まですでに改善しました。

また、リーマンショック以降の不況でアメリカでは870万人の職が失われましたが、2010年2月を底に増加に転じ、先月までに1300万人以上職が増え失われた分を上回る雇用が産み出されています。

また賃金の伸び率も、1年前に比べ2%余り伸び、増加基調を続けています。伸び率は力強いとまではいえないものの、建設業や技能を持つ専門職の分野で人材確保のために賃金を引き上げる動きも広がり始めています。

個人消費も回復しています。特に好調なのが自動車販売で2009年に1040万台まで落ち込みましたが年間の新車の販売台数はことしは14年ぶりに1700万台に達する見込みです。

ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、2009年3月に6547ドルまで値下がりしましたが、FRBの金融緩和で大量のお金が流れ込み、ことし5月には、1万8,312ドルの最高値をつけました。最近も1万7,000ドル台で取り引きされています。

こうした指標の改善を踏まえ、FRBは、7年間、危機対応として続けてきたゼロ金利政策を解除する条件が整ったと判断しました。

一方、FRBが、雇用と共に重視する物価は2%の上昇率が目標になっていますが、原油価格の値下がりや最近のドル高で輸入品の価格が下がり、足元の上昇率は0.2%に低迷しています。FRBは物価も、いずれ目標に向かって上昇していくと見ていますが、達成には時間がかかりそうです。


●日経平均株価 19353.56 (18日9:30)
●NYダウ 17495.84(17日終値)
●米ドル/円 122.51円 ユーロ/円 132.74円(18日9:30)


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