低格付け債ファンド、金融市場の波乱要因に

おはようございます。株式会社プレミアバンクの末廣です。

【12月15日(火) マーケットニュース】

米で利回りの高い低格付け社債の精算が相次いで、社債の市場が混乱しています。一気に低格付け債への懸念が高まった背景には、いっこうに収まらない原油安があります。

ゴールドマン・サックスの調べによると、低格付け債を発行する企業のおよそ25%が、エネルギー・素材関連で原油安への懸念から価格が急落しているためです。米連邦準備理事会(FRB)の利上げが予想されるなか、金融市場の波乱要因になっています。

先週米運用会社傘下のサード・アベニュー・フォーカスト・クレジット・ファンドが、運用資産の一部を清算すると発表したのをきっかけに、同ファンドは低格付け債に投資する投信やファンドの総点検に追われています。

低格付け債への投資に力を入れてきた同ファンドは「秩序だった清算をするため」(同社幹部)として、顧客への換金を一時停止する異例の措置をとりました。米ヘッジファンドのストーン・ライオン・キャピタル・パートナーズも一部債券ファンドの償還停止を発表し、市場では低格付け債で損失を被ったとの見方も出ています。

米国が異例の超緩和策を続けるなか、低格付け債には高い利回りを求め、低格付け債の市場規模は約1.4兆ドルと、08年から3倍程度に膨れあがっています。

今月に入って欧州中央銀行(ECB)が発表した追加緩和策は市場の期待に届かず、石油輸出国機構(OPEC)も減産を見送るなど、悪材料が続いており、市場には、低格付け債に巨額の資金を投じた投資家の大規模な損失が表面化するのを懸念する声もあり、約9年半ぶりの米利上げ局面を間近に控え、市場の緊張が高まっています。


●日経平均株価 18,883.42(15日8:58)
●NYダウ 17,368.50(14日終値)
●米ドル/121.01円 ユーロ/133.07(15日9:09)


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